コミュニケーション
体が絡み合ったり、互いに同調し合いながら気持ちが高まり、絶頂に登り詰めるのがセックスの理想といえます。
そのあとは、ベッドの中で他愛もない会話を楽しんだり、シーツにくるまったり、その状態でテレビを見たり、お酒を飲んだりしながら、数10分、1時間以上かけて、
火照った体を冷ましながら、日常の感覚を取り戻していく・・・
セックスは、肉体と精神が戯れあい、愛でるための一時の中で、お互いの感覚を交流させるという、人間にとっては尊い行為なのです。
挿入するだけではなく、その前後も大切にすると、相手のセンスや体の好みなど、あらゆるものが自分とどう合うのかを、全面的に確かめる貴重なチャンスとなるでしょう。
ですが、セックスがもたらすのは、なにもポジティブな影響だけとは限りません。
そこにはネガティブな影響だってあります。
これまでに、いろんな人のセックスについてのお話を聞かせてもらった中で、
センスの合わない人とのセックスはどこか虚しい気持ちになったり、すれ違いからイライラしてしまったり、または強い疎外感や孤独感を感じるという人が多かったのです。
自分を傷つけてしまうような自虐的なセックスや、
ただ相手のやりたいように、それに従うだけの一方的なセックス「ドールプレイ」をしてしまうこともあります。
もちろんそのようなセックスは必要ありませんし、筆者個人的には「セックス」とも呼びたくはありませんが、
ここで大切な事は、それを通じて何を得て、何を捨てることになるのかを知っておくことです。